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将来への迷い

幼少期からピアノを習って、絶対音感とはほど遠いけれど音感はそれなりについたんだと思う。

音楽のテストで90点以上は固かったし、必ず成績は5をもらっていた。文化祭ではピアノ伴奏を担当して、卒業式でも弾かせてもらってたくさんの思い出ができた。

ショパンコンクールにも出てはと勧められた事もあってもしかしたら将来はピアニストになれたらなんて勘違いをしたこともあった。

進路を決める時、音大へ行こうなんて思ったこともあったけれど、ものすごくお金がいるのだと知った。そして何より先輩たちの何人かが音大に進む中でプロとして活躍している人はいなかった。

そんな現実から自分は音楽で将来食べていくという自信もなかった。

あの時、迷いもなかったといえばウソになるけれど、その後の就職で少しでも音楽に携わることができて良かったと思う。

好きな事が仕事になれば素晴らしいことだし、それは素敵なことだと思う。しかし理想と現実は違う。

何が正しかったなんて言えないけれど、進むべき進路に迷うことこそが大切なんじゃないかなとふと思うことがある。